ほら、もう緒方君目が点になってるし。
困らせちゃってるよ。
私のバカ!
「ご……ごめん!!やっぱり今の、気にしないで。……きゃっ!」
すると突然、緒方くんの手が私の腰までまわされた。
そのままグイッと引き寄せらると、ふわりと抱きしめられる。
「…なにその可愛いヤキモチ」
「ふぇっ!?」
や……ヤキモチ?
これが?
緒方くんは紅潮した顔で、私を見つめる。
「ヤキモチじゃなくて、なんていうか、あっ……んっ」
私が言葉を発すると、それをさえぎるように唇を塞がれた。
こ、こんな場所で!?
「ちょ……緒方くん……!」
ここ、外です!!
「雅を追いかけてなかったら、お前と高校で会うことができなかった。
俺は、雅のおかげでお前に会えて、好きになれてよかったって思ってる」


