だってほら……。
もうすでに、涙がでそうになってる。
嬉しくて…泣きそうになる。
「にゃ〜っ」
「あっ、2号……」
2号の鳴き声にハッとして、私は涙を流すのを我慢する。
そっと2号のあごを撫でようとすると…。
───かぷっ。
「いたっ」
に……2号に、指噛まれたっ。
「おい、大丈夫か!?」
緒方くんは立ち上がって、私の方へやってきた。
そして手を取り、噛まれたところを見てくれる。
「大丈夫、平気だよ」
私はニコッと笑って見せた。
すると緒方くんは、私をジーッと見つめてくる。
さっきと違って、至近距離でドキドキしてきた。
「……可愛すぎて、やべぇ。つーか、無理だわ。
俺、お前が好き。いい加減、お前が欲しいんだけど」
「えっ?」
目の前にいる緒方くんが、急に変なことを言ってきて、理解するのに時間がかかった。


