黒板には、
[坂下公子は男たらし]
[サイテー女]
など、さまざまな暴言が書いてあった。
それを必死に消していってる吉田くんや、皐月ちゃん。
環ちゃんが呆然としてる私のもとへ駆け寄ってきた。
「キミ子。こんなの気にしちゃだめだからね。誰かが勝手に妬んでんのよ。
こんな卑怯なことするなんて、最低なやつに決まってる」
「……えっと」
環ちゃんは私をかばってくれたけど…。
それでもショックを隠せない私。
「ふざけんな!誰だこんなマネしたやつ!出てこい!!」
緒方くんは血相を変えて、クラス中のみんなに言った。
みんなはビクビクして、何も言わない。


