そして履きなれないスリッパを履きながら、緒方くんと一緒に教室に向かった。
自分のクラスの前まできて、中がいつもより騒がしいことに気付く。
何かあったのかな?
そう思いながら、緒方くんが教室のドアをあける。
教室にいたみんなが、一斉に私を見てきた。
……なに?
私を見て、ひそひそと話しだすみんな。
関わりが少ない子ばかりで、何を言ってるのかよく分からない。
「んだよ、これ…」
私の後ろにいた緒方くんは、目を見開いて黒板の方を見ていた。
私もつられて黒板の方を見る。
「…………!?」
言葉にはならないほど、びっくりしてしまった。


