「よっ!! あれ?緒方、なに入り口の前につっ立ってんの?早く入りなよ?」
緒方くんの後ろから、吉田くんが顔を出した。
「あっ!キミ子ちゃん、元気になった!?おはよー!!」
「…うん、ありがとう。元気になったよ!」
「そっかぁ!緒方が看病してくれたから、元気になったんだね!
良かった、良かった!!」
……えっ?
緒方くんが……看病?
吉田くんのひとことで確信!
やっぱり、お見舞いに来てくれてたんだ。
「緒方くん、ありがとう」
私は緒方くんに、そう言った。
ごめんなさい。
関わらないのは、やっぱり無理みたい。
お礼だけは言いたい。


