【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。






「俺のせい…か?」



そう問い詰める。




「ちが……」



「違うなら、なんで目を逸らす?」




理性なんて保ってられない。


気になって仕方がない。




───ドサッ。





俺は寝ているハム子の上に覆いかぶさっていた。





「……緒方くっ……!」



すでに熱で火照ってるハム子が、耳まで真っ赤になっていく。




「……答えろよ」





「…………」




ハム子は何も言わずに、目をギュッとつむって顔を背ける。




……もう我慢できねぇから。