少女は、倒れた。そして、意識が止まった。 それから、何時間がだっただろうか? 少女は近くを通った、村長さんに助けられた。 しかし、意識はあるものの、目は覚めない。 それから10年が経った。少年は、毎日、少女のお見舞いに来ている。 だが、目を覚まさない。 少年はいつも帰るとき、 『なぁ、どんな夢を見てるんだ?俺にも教えてくれよ…。 じゃあな。また明日。』