空の願い











「何でここに連れてきたの?」



「んー?」






初対面だし、あんま喋ってないし。



私をここに連れてくる義理なんてないと思う。









「気まぐれ?」





oh.....なんということだ。



ちゃんとした理由があるのかと思えば、くだらない。






そんな理由で連れてきたなんてありえない。




しかも酔った女を寄り道させること自体ダメだろ。







早く帰らせてくれ。










「ま、そんな怖い顔すんな。」



「わっ....」





眉間にシワがよっていたのか、そこを細い指でつつかれる。