家に忘れたケータイの電源を入れると
優希や大和から大量に電話が来ていた。




留守電を聞くと心配そうな声が
聞こえた。



でも…電話は掛け直さなかった。






優希にも大和にも
もう頼っちゃいけないんだ…。




静かに流れた涙を
気付かないふりをして夢へと逃げた。