罰ゲーム

「景色好きなんじゃん」

「……別に」




ふん、とそっぽを向いた顔がほんのり赤い。





「そういうことにしておくよ」

「滝村くんは家どのへんなの?」

「…優弥って呼ばなきゃ教えないよ?」

「じゃあいい。知りたいわけじゃないから」

「ならなんで聞いたの?」

「私と一緒に帰って滝村くんの家が遠かったら悪いから。滝村くんって付き合った子を必ず家まで送り届けそうなイメージあるし」




図星だった。帰り道になにかあったヤダし、それで俺が原因って責められるのも困るしね。




「ふーん。なら高坂さんの家はどこなの?」

「私の家は…」




教えてくれた住所はなんと俺の家から十分とかからなかった。これにはお互いびっくり。




「全然気づかなかった…」