罰ゲーム

「…それはできない。だから…お願いします」




罰ゲームは必ず遂行しないと後々面倒くさい。抜けることもできるけど…楽しいからやめられないし。恋愛に限らずね。




「…はぁ。そこまで真剣なら…一ヶ月間だけならいいよ」

「ありがとう」

「別に」




ここまでで分かったこと。意外と高坂は素っ気なかった。




「メアド交換してくんない?」

「はい」



スマホを渡される。え?




「えっと…?」

「……? 登録するんじゃないの?パスワードは全部ゼロ。勝手にみて登録して。私打つの遅いし面倒くさいから」




そう言われてスマホを受け取る。きれいな夕焼けのロック画面のロックを解除すると、今度は青空。




「…景色が好きなの?」

「見られて恥ずかしくない画面なだけ。よく友達とかに勝手にパス解除されて中見られるから」




なるほど。納得しつつ、連絡先から彼女の名前を探して俺のスマホに登録する。