罰ゲーム

間宮は女遊びが激しい。一週間同じ彼女だったら良い方だ。その噂を知っているんだろう。




「用があるのはこいつ!」

「……滝村くん?」




不機嫌そうな顔が不思議そうな顔に変わっていく。




「ちょっと話したいことが…時間平気?」

「…別に平気だけど…何の話?」




訝しむ高坂の腕を掴んで廊下に出る。誰もいないことを確認して言った。




「俺と付き合ってください!」




頭を下げる。




「…ごめん。嘘告に付き合う気はないから」




俺は思わず顔をあげた。その目は氷に匹敵するほどひんやりしていた。




「嘘告じゃない。本気なんだ」

「間宮と連んでる奴は信用できない。北村は別として」




北村とは隆司の事。あいつが彼女を溺愛してるのは周知の事実だ。




って、それよりも…。どんだけ間宮の事嫌いなんだよ。




「なら…お試しで一ヶ月間だけでいいから付き合って!それで信用できるかできないか判断してほしい」

「……百歩譲って私を本当に好きだとしても、それなら他の子を好きになる努力をした方が良いよ」