「ぎゃぁぁあ~!!」 ある日の朝・・・教室にいた一人の女子の声が響いた。 その女子の名は・・・言わなくてもわかる人がいるだろう・・・そう私、陽麻が叫んだ。 だって・・・目の前には、虫ぃ!! ほらぁ~・・・ゴキ○リが私の方にジリジリ近づいてくるよぉ~・・・。 物体Xめ! 私は、すくんでいる足を無理やり動かし・・・教室を飛び出した。 教室からは「虫は、無視だよ~(笑)」とか言いながら、笑っている人の声が聞こえた。 そんなダジャレ、面白くないよ。 こっちは、真剣に困ってるんだから。