side.智也

姉ちゃん...。

先代の2人の前では、泣いたり...笑ったり...。

そんな表情、俺の前では見せてくれた事なんてないのに...。

ずっと、無表情のまま...。

「とりあえず、幹部室に行きましょうか」

「そうだな」



聖の言葉に優さんが頷いた。


姉ちゃん2人にくっついたままだ。

それから、幹部室に向かった。