side.美紀

皆をもともと集めていたらしく、すぐに挨拶出来た。

「コイツが今日から姫になる美紀だ!」

聖に軽く背中を押されて前に出た。

上から見下げるの嫌いだし...2階ぐらいだから、飛び降りても大丈夫だよね!

ースタッ

「姉ちゃん?!」

あらら...皆スゴイ顔。

まあいっか!

「今日から姫になる、周美紀です!認めてない人も居ると思う!だけど、あたしは、守ってもらうんじゃなくて、皆を守る姫になるから!」

皆ビックリしてる。

「後、あたしの為に命はかけるな!それと、“さん”づけと敬語禁止!分かった?」

皆、黙ってる。

失敗しちゃったかな?




「「うおおおおおおお!!!」」

ービクッ



皆がいきなり叫ぶからビックリしちゃった。




「感動しました!美紀さんを認めてない人なんていません!」

「そうですよ!」

ースタッ

東まで降りてきた。

「これから、コイツを全力で守れ!!」

「「はい!!」」



そして、幹部室に戻ると皆が「かっこよかったよ!!」とか言ってくれて嬉しかった。