「本題なんだけど」 「本当にこの子でいいのか?」 陽の言葉に被せるように竜が言う。 「この人なら大丈夫ですよ」 聖が笑顔で言う。 「黒連の姫になれ!」 「無理!」 東の言葉に即答する だってあたしは、黒蝶現総長闇蝶だもん! 「姫にならないと...つけまわすことになりますよ?」 聖が黒い笑顔で言う。 こ、怖い! 本当に、つけまわされたら...恐ろしい! そこまで言うなら聞くだけ聞いてみるか。 「分かった、電話でOKもらったらね」 そう言って、電話をするために幹部室を出た。