『もしもし美紀か?いつになったら帰ってくるんだ?』 お父さん...。心配してくれてたんだ。 「すぐ帰るよ!だから秋夜(シュウヤ)をこっちに向かわせてほしい。」 秋夜。名字は東雲(シノノメ)。秋夜はあたし専属の執事。 すっごくイケメンなんだよね。 『あぁ。すぐに向かわせる。それと、今日組の抗争があるからな。それじゃあ待ってるな。』 「うん、わかった!またね!」 ーツーツーツーツー 機械的な音が流れる。 そしてあたしは朝永家のリビングへと戻った。