「はぁぁぁぁぁああ?!美紀が総長?!」
やっぱり驚くよね〜。
「そして、4代目蝶姫でもあります。以後お見知りおきを先代。」
あたしはそう礼儀正しく挨拶をした。
「美紀。お前が今...、黒蝶を守ってくれてるんだな。ありがとう。」
まさかこんなことを言われるとは思ってなかったから、驚いた。
「ありがとうございます!先代!」
あたしはそう返事をした。
「あのぅ...。ところで先代と美紀さんって...兄妹なんですか?」
流星が皆を代表して聞いてきた。
皆もずっと気になっていたんだろう。
頭にハテナが浮かんでいる。
「うん!義理の兄妹なんだ!」
あたしはそう皆に伝えた。
「仲の良い兄妹なんですね!」
皆笑顔でこっちを見ている。
やっぱりあたしは
「みんな〜!!大好きだよ!!」
あたしは皆の輪の中に叫びながら入っていき、皆に抱きついた。
「よし!今日は宴会だ!!酒は買って来てやったから、思う存分飲みやがれ!!」
純ちゃん...。こうなる事が分かってたな?
まぁいいか。
「全員思う存分楽しめ!!」
あたしは皆に向かって叫び、幹部以上の皆と朔にぃと純ちゃんと幹部室に入って行った。

