「美紀こそどうしてここに?!」 朔にぃも驚いている。 いつか朔にぃを連れてくるとは思ってたけど、まさか今日だったとは...。 「しかも、毒牙って奴らまで引き連れて...」 まさか朔にぃ、あたしが毒牙の姫って思ってる?! 仕方ない。名乗るか。 「申し遅れました。あたしは黒蝶6代目総長闇蝶と申します。」 頭を下げながら、あたしは言った。