あたしが龍也を純ちゃんから借りたバイクの後ろに乗せ、あたしのバイクの後ろを毒牙のみんなが付いてくる。

その方法で黒蝶の倉庫に向かうことになった。




ーブォンブォン



バイクの音が深夜の街に鳴り響く。


毒牙の皆と戦ったり、江口と話してる間に、いつの間にか深夜になっていたらしい。



ーブロロロロロロロロ



10分近くバイクをとばしていると、すぐに黒蝶の倉庫に着いた。



ーバーン


「ただいまぁ〜!!」


あたしはそう叫んだ。


「お帰りなさいッス!美紀さん!」