戦い始めて2分くらい経ったころ、もう決着はつきそうになっていた。


江口...。なかなかいい腕してるじゃないか。

でも...

「これで最後だっ!!」

あたしは回し蹴りを江口に食らわせた。



「ウグッ」

江口は軽く吹っ飛んで行った。


それでもなおあたしは、江口に近付いて行った。


「止めてくれ!総長をこれ以上傷付けないでくれ!」

下っ端があたしに向かって叫んできた。