「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ??!!」」


嵐とあたしを抜いた皆での大合唱


「ビックリした?」

ニヤリと不敵に笑いながらあたしは聞いてみた。


「く、黒猫って美紀なの?!」

陽もビックリしてあたしに聞いてきた。

「そうだよ」

あたしは少し悲しそうな顔をしながら答えた。


ーカタカタカタ


部屋にあたしのタイピングの音が鳴り響く。


「でも黒猫って、轟組についているんじ....」


そう。黒猫は轟組の情報を守っているのだ。だから、朝永組からすると敵と見られてもおかしくない。


「だから会いたくなかったんです。」

あたしの声は震えていただろう。