サーカス団と三番目の少年

「お、凛!やっと帰ってきたか.......って、その男の子は誰だ?」


「え、あ、僕はその...迷ってここま「サーカス団に入りたいっていう男の子よ、団長さん。」


「え?あの、違..「そうなのか!はっはっは、珍しい奴だなあ。まあ宜しくな。...で、名前は?」


「...あ、えっと..........山中、和弥です...」


僕は入団希望ではありません。と言えるような空気でもなく、ただ頷くだけしかできなかった。