四季。彼女を亡くした冬





そして、彼女は死んだ。


手首を切ったくらいじゃ死なないと、彼女は言っていたのに。

不幸な偶然がかさなったのか、彼女は呆気なく死んでしまった。

葬儀のあと呼ばれた彼女の家で彼女の部屋に上がらせてもらった。

彼女が死んだという痕跡のなくなった、彼女の戻らない部屋。

そこで彼女の母親から、彼女が俺に宛てた手紙を渡された。