じっと見つめながら近づいてきた そのキレイな瞳は哀しそうだった 姫「…どうしてそんな顔するの?」 手を伸ばしてそっと顔に触れた ビクッーーーーー その人の瞳が揺れた 手は振りほどかれると思ってたのに… 伸ばした手をグイっと引かれ 自然と胸へ飛び込んだ ギュッーーーーー 蓮「俺が守るから…」 低音ボイスが色っぽくダイレクトに聞こえた だから言った言葉の意味を理解するのに時間がかかった