『…え…?』
すると安達君が私からケータイを取り、スピーカーにした。
『美亜里が危険になるのって例えばどんなの?』
〔…そうですわねぇ…。人質とか男の相手とかー…はたまた死ぬとか?〕
…え…。
死ぬ…??
安達君が『てめぇ…言ってること分かってのか!!!!!!????』と怒鳴るけど清水さんはクスクスと笑う。
〔分かってますわよ。だから安達様が私と付き合えばいいだけですって。それじゃあ…3日で答えを出してくださいね。それでは。〕
そう言ってプツリと切れた電話。
私達は、どうすることも出来ずただケータイの真っ暗になった画面を視ていた。