空は、ハァーと溜め息をはくと雑誌を閉じて私を指差す。


『この3週間!あんたらは一体どこまで進んだの!?バグ!?キス!!??それいじょう!?』



『な、な、なにいって…!!』


真っ赤になる私に『こーたーえーろー!!!!』と迫ってくる空。



みんなはポカーンとした表情で私達を見ていた。



その時、後ろから腕が伸びてきて肩に回ったと思ったら思いっきり引き寄せられた。


『わっ…!!』


よろける私を支えるのは…

『お前にカンケーねぇし。』



安達君だった。