今すぐ安達君に会いたい。 そう思って走る。 教室、音楽室、階段…どこにも安達君はいなかった。 でも、さっき靴箱に靴はあったから…。 安達君がいるとしたら…? うーん…と考えて思い付く。 『あ…』 私…屋上を忘れてた! 屋上向かって走る。 どうか…いますように!