裏庭に着くと奏先輩がいた。 奏先輩は私に気づくとニコッと微笑む。 …あれ?私…全然緊張してない。 前までは、先輩が近くにいるだけでドキドキだったのに。 『美亜里ちゃん?』 私が大好きな先輩の笑顔も…キュンっとこない…。 それに先輩の顔を見るとなぜか安達君が思い浮かぶ。 え…なんで?