『はぁぁぁぁ!?』 朝、学校に来てからの第一声。 叫んだ私の前には眉間にしわをよせ、『うるせー』と言う安達君。 なぜ、私が叫んだのかと言うと… 事の始まりは10分前。 登校してきた私に安達君からメールが届いた。 《今すぐ屋上に来い。》 よく分からないまま屋上に行くとフェンスにもたれ掛かって片手をズボンのポケットに突っ込んでいる安達君がいた。 『安達君…なに??』 安達君は私の方をチラリと見ると人差し指を立て、 『ミッション1』 と、言った。