パッと私から手を離すと七瀬君は満面の笑み。 『美亜里ちゃん、すばらしい叫びをありがとう!!』 私は青ざめた表情で『い…いえ。』と言った。 これ…私でもヤバイ状況だと思う。 きっと優しい安達君は私を助けにくる。 …騙されていると知らずに。 ベンチに硬く座っている私と鼻歌でベンチと入り口を行ったり来たりしてる七瀬君。 しばらくして、『あー!!きたー!!』と言ってベンチに近づくと七瀬君は私に覆い被さった。 『!?七瀬く…『しっ!』』 人指し指でウインクする七瀬君。 私はただ頷くだけだった。