感情を表に出したところで、ろくなことはない。
泣けば笑われ、怒れば泣かれ、憂さ晴らしすれば糾弾される。
親も先生も、誰一人として私がやったことを間違いとした。
『もっと他のやり方があっただろうに』
なぜこんなことをしたんだと、叱責された。
それにまた感情で喋ったところで、何も変わりはしない。
やってしまったら手遅れ。
「感情に任せ、自発的に行動したら最後――私は、間違ったことしかしない」
“らしいから”。
「怒るも泣くも――“嫌気さす”」
散々なんだ、もう。
自然と俯く頭。彼の手が置かれたのは同情だったか。
慰めなんか要らない。もう私の中では完結したことであり、正しい生き方を見つけた私を――


