美しいけど冷淡な貴方へ送る花




私は口を閉ざした。

もぅ、何をする気も起きなくなった。

どうでもよくなった。


「目が死んでる。」



フとそんなことを言われた。


目?
目が“死んでる”?


「生きるのに疲れた、ってそういう時にする目だよ。」



そんなことを言われて
私はゆっくりと彼の顔を
もう一度しっかりと見上げた。