美しいけど冷淡な貴方へ送る花




いつだって
叫んでしまいそうなのを堪えてた。




だけど、もう
限界だったんだ。



私はそれでも堪えようと
声を殺して泣いた、



でも、苛立ちは消えない
どうしようもないもどかしさは消えない



私はゆっくりと腕を上げた
力なく持ち上げられた腕は

上がって行くに連れて震えて行く


苛立ちが溢れているように
それでもまだ堪えようとするように
腕は震えた。