「きゃー!! お疲れ、瀬恋!! 次ね、決勝戦!」 「ありがとう。 でもほとんど日向の力だよ」 「でもでも! 瀬恋もかっこよかった!」 「あはは、ありがとう」 千鶴と竜斗が私たちのそばに寄ってきた。 「瀬恋」 「竜斗、どうしたの?」 「次で決勝だな。 大丈夫だ、余裕で勝てる」 「そんな、余裕は流石に無理だよ。 今までのゲーム、どれも接戦だったわけだし」 「……1つ教えてやる」 「え?」 竜斗は少し間をあけて、そして再び口を開く。