あまり心の曇りが晴れないまま、みんなの元に戻った。
「あ、おかえり!
遅かったね?」
「きーちゃんとちょっと喋ってた!」
「きーちゃん!?うわ、懐かしい!」
「でしょー!楽しかったよ!」
千鶴のいつもと変わらない笑顔に少し救われた気だした。
みんなに飲み物を渡して休憩していると
日向が私の隣に座ってきた。
「浜島」
「なあに?」
「さっき、何かあっただろ」
動揺を必死に隠す。
「そんなことないよ?どうして?」
「さっき見せた笑顔と戻ってきてからの笑顔が違う」
「ほら、ちょっと遊び疲れちゃったのかな」
どうしてこんなにもこの人は見抜くのだろう。

