「でも…」 「いつも勉強教えてもらってるお礼だから! 何がいい?」 「……ごめんな、 じゃあ、炭酸系のジュースで」 「はーい!」 みんなからの注文を聞くと、露天に足を向けた。 海から出て少し歩くと、すぐ露天が見えた。 「すみません、お願いします!」 お店の人に注文をして、全員分の飲み物を受けとって みんなのところに戻ろうとした時だった。 「やっほー、瀬恋!」 「あ、きーちゃん!久しぶり!」 1年の頃、同じクラスだった友達に声をかけられた私は足を止めた。