「ホテルに荷物置いたら一回大広間に集合しろよー」




はーい、とみんなで揃って返事。







ホテルはそれぞれ2人部屋。


私と千鶴は同じ部屋になれたし、鍵を受け取って部屋へ向かう。





「!!!

わ、あ…!!!」




鍵をあけると、外で感じた風景とはまるで違って

でも、ここで見る風景もとてもいいものだった。





「ベッドふっかふかー♪
部屋から海見えるし、最高!」


「そうだねー!
千鶴、荷物置いたし大広間いくよ?」


「うん」





そう言って私たちは大広間に向かうためにエレベーターに乗った。





「「あ」」



途中の階で、乗ってきた誰かと声がハモる。