「私、どうしても 看護士になりたいんだ」 初めて話した。 私の想い。 こんな風に人に想いを話すのは いつぶりだろう。 それほど 私は人に想いを話していなかったんだなと、実感する。 「なれるよ」 日向は、私に言った。 私が日向に言った、この言葉を。 お互い顔を見合わせて笑う。 こんなにも温かくて 幸せな気持ちになったのは 初めてだった。