緊張して上手く言葉が出ない私とは違って 日向は自然と挨拶をする。 「あっ、竜斗、おはよ~!」 「はよ、千鶴」 隣ではいつものように熱々な2人が挨拶をしていた。 「おい、瀬恋」 「ん?」 「いつになったら…『弥生』って呼んでくれんだよ?」 「へっ!?」 切れ長の目でジッと見つめられる。 「だ、だ、だって、恥ずかしくて…」 「でも俺ら…付き合ってんだろ?」 耳元で囁かれる低い声にドキッとしてしまう。