「瀬恋、俺と瀬恋の立場、分かってるだろ?」
「…どういう意味?」
「俺に対するみんなの見方と、瀬恋に対するみんなの見方だ」
「それは…日向が…」
「そうだ、俺が瀬恋と釣り合わないと思われてるからだ」
日向は、確かにそう言った。
「違うよ…!どうして日向が!!」
「庇わなくていい、俺は『好きで』こうなったんだ」
「え…?」
日向の言葉に意味を聞き取る。
「人気者で、生徒をまとめる可愛い生徒会長の浜島瀬恋と
地味で大人しくて対してかっこよくもない、くら~いただの凡人の日向弥生。
この2人が付き合ってることがみんなにとっては納得のいかない事実なんだ」
日向の言葉が、重くのしかかる。

