キミに夢中、瞳に恋。





別に自分がとりいって特別可愛いだとか何かすごい特技があるとか

そういうことではないけれど





みんなの日向に対する意識と

私に対する意識の差がありすぎるのだ。








「…にしても」


「どうしたの?」


「地味だとか真面目だとか言われてるけど
今日の決勝戦の弥生くん、なんか弥生くんじゃないみたいだったよね」


「確かに…。
相手のチームのエースの子とは比べ物にならないくらい上手かったし」






そう。




途中に言われた今井の発言により、

日向は変わったように攻撃していた。






『能ある鷹は爪隠す』



竜斗が言いたかったのは日向のことだったのかな。