桜〜新選組と1人の少女の物語〜



「ーっ…。」


沖田もさくらをぎゅっと抱きしめた。




「ねぇ、2年間もどこに行ってたの?僕、もう会えないって思ってたんだよ…」



えっ…2年間って……。


「私、2年間もいなかったの…?」



「だから…僕………」



その時さくらが沖田の頬にキスをした。