With a smile

「だからマッキー見てなんか安心した。結局は不安だったんだ、日本で成功させないとってプレッシャーで。
マッキーは見事に期待に応えてくれた。
ありがとう」

少し照れた様な笑顔はいつもより幼く、同い年の男の子みたいに見えた。

びっくりしたのと、嬉しいのと、感動と、よく分からない気持ちが入り混じって、何か大きな物が胸を熱くする。

あの日カイさんに会った時から今までの事がサァーっと体を通り抜け、それは爽やかな風が吹いた後みたいに清々しかった。