心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

あたしの手を、ふんわりと包み込んだ、カナタの手。





あたしの記憶とは違って、ひどく大きくって、指も少し太くて、骨ばっていた。






そりゃ、そうか。



カナタと手を繋いだのなんて、はるか昔のことだもん。





カナタも成長したんだね。



もう高校生だもんね。







それにしても、カナタと手をつなぐのは、心地良い。





加賀さんとも何回か手をつないだけど。




なんか、ものすごく落ち着かなかった。







でも、カナタは違う。






これまでも、小さい頃と変わらずに、毎日手をつないでたような。




なんてゆーか、すごく、ほっとする感じ。






あるべき場所に帰ってきたような、そんな気がした。








夜も深まって、肌寒くなってきた。






でも。





カナタとつないだ手だけは、ぽかぽかとあったかい。