心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「そりゃあ、みーちゃんに恩を着せておいて、損は無いからね」







………ぐほっ!!




な、なんであたしの考えてること分かっちゃうのっ!!??







「僕は、みーちゃんのことなら、何でも分かるんだよ」








ぎゃーっ、またっ!?



あたし、心、読まれてる!?








「だから、心なんて読んでないって。



ほら、馬鹿なことばっか考えてないで、行くよ」








そう言って、カナタはすっと、掌を上に向けて、あたしのほう手を差し出してきた。








…………あ。




この感じ。







懐かしいなーーーーー。









あたしは黙って、カナタの手をとった。