心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

あたしたちは公園を出て、大通りをとぼとぼと歩く。






「いっ、言わなくても、分かってるでしょ………」






あたしは唇をとがらせて歯向かってみる。




ま、無駄な抵抗だろうけど、ね。





でも、カナタはさらりと答えた。







「うん。分かってるよ」








…………はぁっ!?






分かってるんかいっ!!







「でも、言って。」







カナタが小首を傾げる。








…………ちょっと。





なにそれ。





無駄にかわいーんですけど、その仕草。







あたしは、急にぼっと熱くなった顔を背けた。







「………いっ、言わなくても分かってるなら、わざわざ言わないよっ。



エネルギーの無駄じゃんっ!!」








カナタお得意の言葉を引用しつつ、さらなる抵抗を試みる。






するとカナタは、ふぅ、と溜め息を吐き出した。