心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「―――――今まで、ごめんな。みゆ。



いっぱい、嫌な思いさせて………」







加賀さんに頭を下げられて、あたしは焦ってしまう。







「そっ、そんな、そんなことないです。


そんな風に言わないでください………。



もとはと言えば、あたしが軽い気持ちで………加賀さんの気持ち考えないで、付き合ったのが悪かったんですから」







「そんなことないよ。


鈴木さんにも言われたけど………やっぱり、俺が悪いよ。


自分の気持ち、コントロールできなくなって、みゆの気持ちも考えないで、自分の気持ちばっかり押し付けたんだから」







「………ごめんなさい……」







「謝るなって」







加賀さんは、くすりと笑って、あたしの頭を撫でた。






その仕草が優しくて。




あたしは、涙が零れ落ちるのを止められなかった。