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翌朝。
昨日の夜、考え疲れてすこし早めに寝てしまったせいか、いつもより30分くらい早く目が覚めた。
あたしは目を擦りながらリビングに降りた。
お母さんが朝ご飯の支度をしている。
「おはよー」
あたしが声をかけると、お母さんは眉をひそめながら振り向いた。
「……おはよ。
美遊、あんた昨日、お風呂も入らないで寝たでしょ」
あ、気づかれてたか。
あたしは頭を掻きながらとりあえず言い訳を試みる。
「あー、ちょっと、考え事してたらいつの間にか寝ちゃってて………」
「なによ、考え事なんて。
あんたがそんな真剣に物事かんがえたりするわけないじゃないのよ。
どーせ、うたた寝してそのまま本格的に寝ちゃったんでしょ。
まったくもー、あんたって子は、勉強もしないで寝てばっかり………」
本格的な小言が始まりそうな気配。
「ごめん、ごめんって!
これからは気をつけます〜」
あたしは平謝りでお母さんの機嫌を直そうとする。
その努力は実り、お母さんの小言は止んだ。



