心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「ばか。意地悪じゃないよ」






うぉっ。



この人はどうやら、あたしの心の声が全て聞き取れちゃうらしい。





エスパーかっ!!







カナタはあたしの頭を軽く小突いた。







「エスパーなわけないでしょ。


阿呆なことばっかり考えてないで。



とりあえずさ、みーちゃんの実力が分からないと、何を教えればいいかわかんないでしょ?


だから、とにかく、この基本問題を解いてみて、って言ってるの」







あー、そーゆーことね。




言われてみれば、確かにそうかも。








というわけで、あたしは渋々、問題集に向き直った。





シャーペンを手に取り、ノートにペン先を当てる。